親や身内が建築関係の仕事をしていた影響もあり、自然と建築の世界に興味を持っていました。
実際に職場見学をしたときに感じた“アットホームな雰囲気”がとても印象的で、「この会社なら頑張れそうだ」と思えたことが、入社の決め手になりました。
最初は右も左もわからない状態で、施工内容や工程管理を覚えるのに必死でした。
特に現場での判断や調整業務はプレッシャーもあり、毎日が勉強の日々でした。
そんな中で、お客様やオーナー様から「ありがとう」と声をかけていただいたときには、本当に報われた気がして、やりがいを強く感じました。
現在は施工管理業務に加えて、課長として複数現場のマネジメントや若手育成も担っています。
チームの成果を上げるためには、自分だけでなく周囲をいかに動かすかがカギになります。
その中で、プロジェクトが予定通り進み、無事に完工したときの達成感は格別です。
また、私はOODAループ(Observe-Orient-Decide-Act)を軸にマネジメントを行っています。
これは、部下が「自ら考えて行動できる力」を養うことを重視しているためです。
つい助け船を出したくなる性格なのですが、部下の自己解決力を育てるためにも、あえて意思決定を委ねるようにしています。
決断の根拠を聞き、責任感を持ってやりきる力を育てる。
そこにマネジメントの面白さと難しさの両方があると感じています。
将来的には、もっと責任あるポジションに就き、経営にも携わりたいと考えています。
未経験からスタートしたからこそ、若手の気持ちも理解できますし、自分自身の成長と同じくらい、チーム全体の成長にやりがいを感じています。